食中毒ニュース&トピックス

愛知県でノロウイルスによる111人の集団食中毒が発生

毎日新聞社の記事によると、愛知県は、平成20年2月22日、一宮市内の某仕出し弁当会社の配達弁当を食べた111人が下痢や嘔吐(おうと)など食中毒の症状を訴えたとして、同社を営業禁止処分とした。

店の従業員や患者からノロウイルスが検出され、30歳の男性が入院したが、全員快方に向かっているという。

 県によると、18~19日に弁当を食べた15~70歳の男女が19日夕以降に発症した。同社は尾張地区を中心に855事業所へ1日約3300食を配達している。

ノロウイルスは、秋から冬の時期を中心に現在も猛威を振るい、たった一人の保菌者が調理をした場合でも、感染した食品を食べると、少量のウイルスでも一気に集団感染してしまうほど、恐ろしいウイルス性の代表的な食中毒原因物質なのです。

ノロウイルスについてのQ&Aは、こちらから

中国産冷凍食品(冷凍かつ)からホレートを検出

現在も、引き続き日中両国の合同調査中の「中国産冷凍餃子」の問題のさなか、今回またしても有機リン系の殺虫成分「ホレート」が、中国産冷凍食品(冷凍かつ)から検出された。

これまでの新聞・マスコミの報道内容によると、
横浜市は20日、市内にある「生活協同組合連合会 ユーコープ事業連合」が宅配会員に販売した中国産の「冷凍かつ」商品名「レンジDEロールソースかつ アスパラ入り」から、有機リン系の殺虫剤成分・ホレートが1.2ppm検出されたと発表した。

また、ユーコープ事業連合が中国製の商品を自主検査したところ、中国の「仁木食品」が製造し、20日に会員宅に届けられたことがわかった。

ちなみに、「ホレート」とは「メタミドホス」より毒性が強く、今回の「冷凍かつ」を食べると健康への影響が出る可能性があり、ユーコープ事業連合は、対象商品の早急なる自主回収を決めた。

本件にかかわる詳しい更に情報は、こちらから。

今年最大のノロウイルス食中毒事件が発生

平成20年2月12日、長野県の旅館で福岡県の高校生男女161人がノロウイルスによる集団食中毒発生した。

毎日新聞、産経新聞の記事によると、長野県の北信保健所が、平成20年2月12日、長野県山ノ内町の旅館「天狗の湯」で、ノロウイルスによる161人の集団食中毒が発生したと発表し、同旅館の調理部門に4日間の営業停止を命じた・・・とのこと。

ノロウイルス食中毒となった161人は、福岡県の高校生男女280人、スキー研修のため同旅館に先月31日から今月4日まで滞在していた。

主な症状は、2日から6日にかけての発熱、おう吐、下痢などの食中毒症状。

残念なことに、この食中毒事件は今年最大の患者を出したノロウイルス食中毒となった。

加工食品品質表示基準が改正されました

平成20年1月31日付け、農林水産省より「加工食品品質表示基準」が改正されました。

詳しくは、こちらから「加工食品品質表示基準」

「加工食品品質表示基準のQ&A」は、こちらから

中国産冷凍餃子と忘れてはならないもう一つの猛威!

中国産冷凍餃子と忘れてはならないもう一つの猛威・・・それはノロウイルスです。

そのもう一つの猛威ノロウイルスについて、ミスター0が詳しく解説しています。

2007年度年間速報値に見るノロウイルスの猛威はこちらから。

【最新更新版】 平成19年度食中毒発生事例(速報値)

平成19年度食中毒発生事例(速報値)が厚生労働より更新情報が公開されました。

食中毒発生件数1023件

食中毒患者数23,541人

食中毒死者数5人

更に1件ごとの詳しい食中毒情報は、こちらから

中国産冷凍餃子からジクロルボスを検出

連日報道されている中国産冷凍餃子から、今度はメタミドホスに続いてジクロルボスが検出されました。

今回、ジクロルボスが検出されたのは、福島県内で販売された日本生活協同組合連合会の中国製冷凍餃子です。

ジクロルボスは、メタミドホス同様の有機リン系殺虫剤です。
また、メタミドホスとは違いジクロルボスは日本国内でも高い効果のある農薬や家庭用殺虫剤として広く使用されているのです。

もちろん、許容濃度を超えて使用し人間の体内に入り込むと死に至る可能性のある恐ろしい物質です。

現在、厚生労働省では、すでに販売中止となった対象商品からの健康被害の事例とジクロルボスとの関連性を調査してます。

日本生活協同組合連合会が発表したジクロルボスの検出報告

ジクロルボスについての詳しい解説は、こちらから

最新速報!中国産冷凍食品、天洋食品からの輸入実績について

中国産冷凍餃子食中毒の製造元である中国(天洋食品)から、本年1月1日~1月30日の間に日本国内へ輸入した実績報告が、厚生労働省より発表されました。

その概要は、輸入業者数19社・輸入品目81品目・輸入届け出件数990件・総輸入重量3,845,869Kgです。

中でも、ジェイティーフーズ社が輸入した冷凍餃子の輸入届け出件数は155件(約16%)・輸入重量が1,230,739Kg(約32%)と共に第一位の割合を占めています。

さらに、詳しい一覧表(天洋食品からの輸入実績(1月度)について)は、こちらから

速報!中国産冷凍餃子に関するQ&A

現在、全国を震撼させている中国産冷凍餃子における食中毒事件についての詳細なるQ&Aが、厚生労働省にて発表されましたので、お伝えいたします。

全13項に及ぶ詳細事項が記載されており、詳しく理解することができます。

詳細は、こちらからご確認ください。→ 厚生労働省「中国産冷凍餃子の食中毒事案について(Q&A)  

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