食中毒ニュース＆トピックス
金沢の有名ホテルで刺身などにより１２人が食中毒
平成２０年９月２９日の毎日新聞の記事によると、金沢市保健所は２８日、同市内某有名ホテルで１２人が下痢やおう吐などの食中毒症状を訴えたと発表した。
同保健所によると刺し身やサーモンマリネ、貝の酢の物などが出されたという。
原因物質を調べている。
埼玉で鶏レバ刺しなどを食べた１３人がカンピロバクター菌による食中毒
平成２０年９月２８日の毎日新聞の記事によると、埼玉県は２７日、上尾市内の飲食店で、カンピロバクター菌を原因とする食中毒が発生したと発表した。
県食品安全課によると、１９日夜に同店で鶏レバ刺しや手羽先の竜田揚げなどを食べた２３～５９歳の男性１２人と女性１人が下痢や発熱を訴え、３人が医療機関を受診。
発症者７人の便から菌を検出した。
神戸の有名ホテルで９人がカツオのカルパッチョなどによる食中毒
平成２０年９月２３日の朝日新聞によると、神戸市は２３日、市内某有名ホテルのレストランで食事をした男女９人が、下痢や吐き気の症状を訴えたと発表した。
市は食中毒と判断し、レストランを２３日から３日間の営業停止処分にした。
２１日夕にレストランでカツオのカルパッチョなどを食べ、同日夜から２２日朝にかけて発症したという。
札幌の中華料理店で１３７人がサルモネラ菌による食中毒
平成２０年９月２２日の毎日新聞の記事によると、札幌市保健所は２１日、同市内の中華料理店で１５、１６日に食事をし下痢や発熱など食中毒の症状を訴えた客が当初の５４人から１３７人に拡大したと発表した。
客や従業員からサルモネラ菌が検出され、市保健所は同店を４日間の営業停止処分とした。
鳥取で高校生ら１２人が焼肉店でカンピロバクターによる食中毒
平成２０年９月１８日の毎日新聞の記事によると、鳥取保健所は、鳥取市内の焼き肉店で食事をした同市内の高校生ら１２人が下痢や発熱など食中毒症状を発症したと発表した。
同保健所は、焼き肉用の食肉が原因とみており、同店に１６～２０日の営業停止を命じた。
１６日に市内の病院から「患者の便からカンピロバクターを検出した」と通報があった。
保育園の給食で１５人がサルモネラ属菌により食中毒
平成２０年９月１７日の毎日新聞の記事によると、名古屋市食品衛生課に入った連絡によると、市立保育園で今月１日に給食を食べた園児１４人と女性保育士１人の計１５人が下痢や発熱などの症状を訴えた。
このうち９人の検便で食中毒の原因となるサルモネラ属菌が検出された。
市瑞穂保健所は給食が原因の食中毒と判断し、１６日から保育園の給食業務を禁止した。
長野県でカレーを食べた５２人がウエルシュ菌による食中毒
平成２０年９月１７日の産経新聞の記事によると、長野県木曽保健所は１６日、南木曽町の仕出し店から配達された仕出し弁当を食べた、２つの事業所の従業員計５０人と同店の従業員２人が下痢などの食中毒症状を示し、同店を同日から４日間の営業停止としたと発表した。
同保健所によると、検査の結果、１１日に出された仕出し弁当のカレーや患者の便からウェルシュ菌を検出したことから同店を食中毒の原因施設と断定した。
日赤病院でサルモネラ菌により入院患者ら１５人が食中毒
平成２０年９月５日の時事ドットコムの記事によると、京都市は５日、同市上京区の京都第二赤十字病院で食中毒が発生し、入院患者と調理者１５人が下痢などの症状を訴えたと発表した。
うち９人からはサルモネラ菌が検出された。上京保健所は病院提供の朝食が原因と断定し、同日から３日間、給食施設で特別食以外の調理停止を命じた。
同保健所の検査で、この朝食に出されたスクランブルエッグからサルモネラ菌を検出した。
富山県の旅館で黄色ブドウ球菌により21人が食中毒症状
平成２０年８月２９日の毎日新聞の記事によると、富山市保健所は２８日、同市内の旅館で２４日夜に夕食をとった宿泊客のうち、判明分だけで２１人が食中毒症状を訴え、うち４人が入院（２人は既に退院）したと発表した。
患者や旅館から黄色ブドウ球菌が検出され、市保健所はこの旅館を３０日まで３日間の営業停止とした。
