食品衛生のプロ、ミスター0がゆく!

ノロウイルスの予防対策における現場を知る!本当の意味

こんにちは、ミスター0です。

ここに掲載した内容が、あまりに反響が多いことから、少しお休みをいただいておりました。

今日は、久しぶりに「現場を知る!本当の意味」について、お話しをいたします。

この時期になると、ノロウイルスの予防対策がどの施設でも盛んに強化されています。中でも、保育園や高齢者福祉施設でのノロウイルスの予防対策は、非常に重要です。

先日、訪問した保育園でもそうでしたが、既に、嘔吐や発熱で体調の悪い園児が出てきているとのことでした。

また、昨日もある保育園から、嘔吐や発熱で体調の悪い園児が出てきている・・・具体的にはどのような対策をすればよいか?・・・という問い合わせがありました。

先ず、大切なことは、正しい手洗いを励行することです。
手指が細菌やウイルスの感染の媒介役となるからです。

ノロウイルスは、冬場を中心に感染拡大のピークを迎える食中毒です。特に、感染スピードが速い要因として、少量感染(100個程度のウイルスの数)でも発病するという特徴を持っているのです。
通常、一般的な食中毒細菌の場合、発病菌量は、1gあたり1000万個以上ですので、如何にノロウイルスが少量感染で発病しやすいかがわかると思います。(同様に、カンピロバクターも少量感染で発病する細菌です。)

例えば、保育園のように、常に保育士さんが園児の身近にいる場合は、発見が早く、早期に感染拡大を防ぐことができますが、現場の状況を常に把握しにくい環境の施設では、感染拡大することも考えられるのです。

感染の症状としては、腹痛・下痢・発熱・嘔吐が挙げられますが、特に、注意が必要なことは、感染患者の嘔吐です。

嘔吐後の処置が適切でなければ、短時間で集団感染する恐れがあるからです。
嘔吐後の処置としては、厚生労働省もジア塩素酸ナトリウム1000ppmでの処置を文書通達で行っています。

しかし、実際現場での処置担当者(保育士)さんたちは、皆さん同じ悩みを抱えています。
それは、処置時の強い塩素臭と手肌への影響です。

ちなみに、弊社では、その2つの悩みを解消すべく「ステリパワー200」という弱酸性のジア塩素酸を主原料としたノロウイルス予防対策の液体衛生剤をお勧めしております。
現在、毎月数十件のペースで新規のお問い合わせを頂くたびに、「ステリパワー200」をご紹介し、ご採用(導入)頂いております。

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重要なことは、単なる基礎知識を机上の空論で処理するのではなく、実際に現場での変化を早急に察知し、適切で素早い処置を実践することが重要なのです。

嘔吐後の処置を訓練することも非常に大切なことなのです。

現場で起こる変化をいち早く察知するために、毎日の体調管理(チェック)を実施するなどの仕組みを是非とも構築して頂きたいと思います。

ノロウイルスについてのQ&Aは、こちらから

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