食中毒ニュース&トピックス

神戸市の和食料理店でコース料理を食べまた食中毒、前回は5月

 平成21年9月28日の毎日新聞によると、神戸市保健所は28日、市内のホテルの和食料理店で、27日にコース料理を食べた客11人が、嘔吐(おうと)や下痢などの症状を起こしたと発表した。

 いずれも軽症。市保健所は食中毒と断定、同店を28日から3日間の営業停止処分にした。

 同店は今年5月にもコース料理で客10人が食中毒を発症している。

 市保健所によると、11人は県内と大阪府、神奈川県、福岡県の44~78歳の男女。

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生カキなどでノロウイルスの食中毒、神奈川県の居酒屋

 平成21年9月24日の日刊スポーツによると、神奈川県相模原市は24日、同市の居酒屋で食事をした20代の女性3人が下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴え、3人からノロウイルスが検出されたと発表した。

 いずれも快方に向かっている。

 市によると、女性らは市内の会社の同僚計5人で、16日に同店で生カキや豚肉などを食べ、翌日夜に症状が出た。

 市は同店を24日から3日間、営業停止とした。

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新潟のリゾートホテルで初めての黄色ブドウ球菌による食中毒

 平成21年9月23日の毎日新聞によると、新潟県は22日、県内のリゾート会社が運営する同所のホテルで黄色ブドウ球菌による食中毒が発生し、22人が嘔吐(おうと)などの症状を訴えたと発表した。

 患者はいずれも快方に向かっている。

 県は同ホテルの調理施設を23、24の2日間、営業停止処分とした。

 県生活衛生課によると、症状を訴えたのは30~70代の男女。

 18日にホテル内のレストランで夕食をとった後、嘔吐や下痢、発熱などの症状を訴えた。

 夕食は、刺し身、焼き魚、すき焼きなどだった。

 県内でブドウ菌による食中毒が発生したのは今年初めて。

 リゾート側は19日からホテルのほかゴルフ場など全施設の営業を自粛しており、24日まで自粛を続けるという。

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某有名飲食店で食中毒の原因となった「カット肉」「成型肉」とは?

 平成21年9月16日の読売新聞によると、ステーキチェーンで病原性大腸菌O(オー)157による食中毒が相次いだ問題で、厚生労働省は、切れ端の肉を混ぜて固めた「成型肉」などの加工肉が使われ、「加熱調理が不十分だったことが要因」として飲食店への指導・監督を徹底する通知を都道府県などに出した。

 厚労省によると、患者はA飲食店が東京、大阪などの16店の客26人、B飲食店が埼玉、群馬両県の11店の客15人。

 患者のほとんどが食べた「角切りステーキ」は「成型肉」で、岐阜県内の食肉加工施設で製造された。豪州産牛肉の様々な部位の切れ端肉に結着剤を混ぜるなどして一辺2・3センチのサイコロ状にしたもので、全国の約100店に出荷されていた。

 O157は肉をよく焼けば問題ないが、火を十分に通さなかったため、加工肉の内部に入っていた菌が死滅しなかったとみられる。

 一方、角切りステーキは、ブロック肉をサイコロ状に切った「カット肉」を使用。

 厚労省は、肉を軟らかくする調味液に漬け込むなどの加工の過程で、肉に菌が入り込んだとみている。

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鳥の刺し身やユッケ・焼き鳥を食べ、香川県のやきとり屋からカンピロバクター菌

 平成21年9月16日によると、香川県東讃保健所は15日、さぬき市飲食店を食品衛生法に基づき15日から19日まで、5日間の営業停止処分にした。

 同店で食事をした6~50歳の男女9人が下痢や発熱などの食中毒症状を訴えたため。

 患者は全員快方に向かっているという。

 県生活衛生課によると、小学生と保護者のグループ25人が6日夕、同店で鳥の刺し身やユッケ、焼き鳥などを食べた。

 7~10日にかけ、9人が下痢などを発症した。

 同保健所は15日、採取していた患者の検体から原因菌とみられる「カンピロバクター」を検出。

 この菌は2~7日の潜伏の後に発症するという。

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埼玉の飲食店で食事をした8~45歳の11人が腹痛、カンピロバクターで食中毒

 平成21年9月16日の毎日新聞によると、埼玉県食品安全課は15日、行田市の飲食店と深谷市の飲食店で食事をした客の便から食中毒菌カンピロバクターが検出されたなどとして、両店を同日から3日間の営業停止処分にしたと発表した。

 両店で食事をした8~45歳の男女計11人が腹痛などを訴えたが、全員快方に向かっているという。

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京都の宿泊施設で刺し身や天ぷらを食べ食中毒、原因は調査中

 平成21年9月16日の京都新聞によると、舞鶴市は14日、京都府舞鶴市の宿泊施設に宿泊した9人が下痢や嘔吐(おうと)の症状を訴えて救急搬送されたと発表した。

 府中丹東保健所が食中毒の可能性もあるとみて、原因を調査している。

 京都市によると、治療を受けたのは京都市内から観光で訪れた11人のグループのうち、58~73歳の男女9人。

 12日に同施設での夕食で刺し身や天ぷらなどを食べた後、体調不良を訴えた。

 同施設は14日から営業を自粛している。

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O157猛威再び !十分な加熱調理を! 警戒呼び掛け

 平成21年9月11日の京都新聞によると、「O157」などの腸管出血性大腸菌への感染が、近年も高い水準で続いている。

 国内の感染者は2007年と昨年に2年連続で4千人を上回り、死亡者も毎年出ているため、国や都道府県は警戒を強めている。

 腸管出血性大腸菌による感染症は1996年に大流行し、国内で約1万人が感染、12人が死亡した。

 厚生労働省によると、99年以降は感染者が3千~4千人台で推移していたが、07年(4617人)と昨年(4322人)に初めて連続で4千人を超えた。

 死亡者も昨年は5人出ている。

 京都府内では今年、既に45人(8月30日現在)の感染が確認されている。

 8月下旬には、京都府内のステーキチェーン店で客3人が腹痛などを訴える食中毒も発生している。

 厚労省によると、感染者の約4割が10歳未満の子どもで、高齢者とともに重症化する率が高い。

 主な感染源とされる食肉のうち、4割以上が生で食べられていたという。

 こうした状況を受けて、厚労省は8月上旬、都道府県に予防対策を強化するように連絡した。

 手洗い、消毒の励行▽食肉の衛生的な取り扱い▽血便など感染が疑われる症状が出た場合はすぐに医療機関で受診-などを求め、特に子どもや高齢者が対象の施設には、肉類の十分な加熱調理を呼び掛けている。

 京都府健康対策課は「O157は10月までよく発生する。菌は75度で1分間加熱すれば死滅するので、調理に十分気をつけてほしい」と話している。

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95店舗を展開する飲食チェーンステーキ店でもO157による食中毒!

 平成21年9月9日の読売新聞によると、1都16府県に95店舗を展開する飲食チェーンの埼玉県内2店舗で、角切りステーキを食べた客2人から病原性大腸菌O(オー)157が検出されたとして、県は9日、2店舗を3日間の営業停止処分にしたと発表した。

 県によると、8月13日に女子中学生が松山市内で、同15日に男子小学生が越谷市内で角切りステーキを食べ、17日に下痢や腹痛の症状を訴えた。

 男児は今月8日まで入院していた。

 肉は8月8日に鶴ヶ島市の本社工場に入荷したカナダ産牛肉。

 会社側によると、群馬県内の3店舗でも8月中旬に角切りステーキなどを食べた客計3人からO157が検出されたという。

 同社は「一連の事故を厳粛に受け止め、再発防止に万全を期したい」としている。

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O157で食中毒を出した某ステーキ店、今日もほぼ全店で休業

 平成21年9月8日の日経新聞によると、ステーキ店を展開する某飲食店は、病原性大腸菌O157による食中毒を来店客が発症したことを受け、7日に続き8日もほぼ全店で営業を休止することを決めた。

 9日から順次営業を再開したい考えだ。一方、奈良県は8日、生駒市の同店の店舗で食事した男児(10)と女性(81)の2人が新たに発症していたと発表した。

 いずれも軽症で快方に向かっている。

 同社は同日、食中毒の原因となった肉を加工した業者との取引を中止するなどの対策も発表した。

 ステーキ肉を生の状態で出して来店客に焼いてもらう提供の仕方も改め、いったん店側が加熱する。

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