食中毒ニュース&トピックス
熊本の野球部員の子供と保護者が焼肉店でカンピロバクターによる食中毒
平成21年10月29日の毎日新聞によると、熊本県は28日、上天草市の焼き肉店の客14人が食中毒症状を訴え、患者3人の便からカンピロバクターが検出されたと発表した。
県は食中毒と断定し、同店を同日から2日間の営業停止処分にした。
県健康危機管理課によると、14人は同市立登立小の野球部員の子供8人と保護者ら6人。
17日に飲食した後、下痢、腹痛などを訴えた。
東京都の焼き肉店で食事をした女性二人からO157が検出
平成21年10月24日の毎日新聞によると、東京都は23日、某焼き肉チェーン店で先月29日に食事をした19歳の女性2人が下痢などの食中毒症状を訴え、O157が検出されたと発表した。
女性らはすでに回復しているという。
都福祉保健局によると、女性らが症状を訴えたのは今月4日と5日で、いずれも入院はしていない。
同店は15日から営業を自粛。
渋谷区は23日、同店を経営する会社に対して、同店を24日から3日間の営業停止処分とした。
福岡県のグループホームの女性8人が入院、食中毒の可能性あり
平成21年10月21日の毎日新聞によると、北九州市は20日、市内のグループホームの51~100歳の入所者17人と職員2人の計19人が17日に発熱や下痢などの症状を起こし、医療機関を受診したと発表した。
全員女性。8人が入院中で、快方に向かっている。
食中毒の可能性があるとして市保健所が調査している。
ささみや鶏レバーの刺し身などで、徳島の焼き鳥店でカンピロバクター菌検出
平成21年10月20日の毎日新聞によると、徳島県は19日、美馬市の焼き鳥店で10日夜に食事した男性客7人が下痢や発熱などの食中毒症状を訴えたと発表した。
美馬保健所が患者から連絡を受け、県保健環境センターで客の便から原因菌カンピロバクターを検出。
同店を19~22日の4日間、営業停止処分にした。
県生活衛生課によると、男性客は10~50代で、焼き鳥のほか、ささみや鶏レバーの刺し身なども食べていた。
入院患者はなく、快方に向かっているという。
和歌山市のホテルで男女11人が下痢や嘔吐の食中毒
平成21年10月16日の毎日新聞によると、和歌山市保健所は15日、市内のホテル内の飲食店で、造りやすしなどが入った弁当を食べた50歳から65歳までの男女11人が、下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えたと発表した。
共通の食事がほかにないことなどから、集団食中毒と断定し、同店を15~17日までの3日間の営業停止処分とした。
茨城県のホテルのレストランで食事した男女11人が食中毒
平成21年10月15日の毎日新聞によると、茨城県生活衛生課は14日、水戸市のホテルで食中毒が発生し、営業禁止処分にしたと発表した。
同課によると、11日にホテルのレストランで食事した32~75歳の男女計11人に嘔吐(おうと)や下痢などの症状が発症し、食中毒と断定したという。
北海道の園児が焼き菓子を食べ、カンピロバクターによる食中毒
平成21年10月14日の北海道新聞によると、稚内保健所は14日、村立保育所の園児ら41人が2日から6日にかけて下痢や発熱、腹痛などの食中毒症状を訴え、このうち32人が医療機関で治療を受けたと発表した。
園児36人と学童保育で通っている児童5人で、園児1人は6日から入院した。
検査を受けた18人の便からカンピロバクター属菌を検出した。
某公社が調理し、同30日に園児らが食べた焼き菓子が原因とみられる。
稚内保健所は、同公社を14日から16日までの3日間、営業停止とし、施設の消毒などを指示した。
今年8月にO157が検出された高知県の焼肉店が、今度はサルモネラ菌
平成21年10月10日の毎日新聞によると、高知市保健所は9日、市内の焼き肉店で先月23日に食事をした1~70歳の男女計10人が下痢などの食中毒症状を訴え、うち6人と従業員1人からサルモネラ菌が検出されたと発表した。
1歳の男児が一時入院したが、現在全員が回復に向かっているという。
同保健所は、同店を9日から5日間の営業停止処分にした。
同保健所によると、10人はそれぞれ家族連れなど5人ずつのグループで先月23日午後6時半ごろ入店。同店には当時、約600人の客がいたという。
店は今年8月にも、下痢などの症状を訴えた客7人からO157が検出され、4日間の営業停止処分を受けている。
少年野球の関係者14人が食中毒、群馬の飲食店でサルモネラ菌!
平成21年10月7日の毎日新聞によると、群馬県は6日、伊勢崎市の飲食店で会食した、少年野球チームの関係者14人が食中毒になったと発表した。
9月27日に85人で会食し、オードブル、ちらし寿司、ハンバーグなどのメニューを食べ、14人に下痢や発熱などの症状が出た。
症状の出た人の便から、サルモネラ菌が検出された。
県は同店に6日から3日間の営業停止を命じた。
群馬県の焼き肉店でカンピロバクター、イベント施設でサルモネラ菌の食中毒
平成21年10月7日の東京新聞によると、群馬県は六日、高崎市の焼き肉店で五人、伊勢崎市のイベント施設で十四人がそれぞれ食中毒を訴えたと発表した。
県は、高崎はカンピロバクター、伊勢崎はサルモネラ属菌が原因と断定。
焼き肉店とイベント施設飲食部門を六日から三日間の営業停止とした。
県によると、高崎市の焼き肉店で九月二十六日夜にホルモン焼きやレバ刺しなどを食べた客のうち、五人が翌二十七日から下痢や腹痛などの症状を訴えた。
結婚式場などに利用される伊勢崎市のイベント施設では、同月二十七日午後にパーティーに出席した少年野球チームの児童など十四人が、翌二十八日から下痢や発熱などを訴えた。
うち一人が入院したが、いずれも、すでに回復した。
パーティーでは鶏肉や卵などを使った料理が出されたという。
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