食中毒ニュース&トピックス
岐阜のすし店で12人が症状訴え、ノロウイルス検出
平成22年1月13日の毎日新聞の記事によると、岐阜市保健所は12日、同市内のすし店のすしを食べた2グループ計23人のうち1~55歳の男女12人が下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴え、うち9人が医療機関を受診したと発表した。
患者と同店の調理従事者からノロウイルスが検出されたという。
12人はいずれも9日午後6時ごろから同店のマグロ、イカ、サーモンなどのすしを店内や出前で食べた。
同保健所は同店を5日間の営業停止処分とした。
徳島県のホテルで、新年会や同窓会で集まった男女がノロウイルスで食中毒
平成22年1月11日の毎日新聞の記事によると、徳島県は10日、阿南市のホテルで2日と6日に料理を食べた61人におう吐や下痢、発熱などの食中毒症状が出たと発表した。
20~56歳の男性23人と女性38人。
入院者はなく、快方に向かっている。
唯一共通する食事がホテルの料理で、発症者からノロウイルスが検出されたため、県はホテルの飲食部門を10日から3日間の営業停止処分にした。
県生活衛生課によると、料理の主なメニューは刺し身、巻きずし、エビのてんぷらなど。
新年会や同窓会で、4グループ計241人が食べていた。
ホテルは6日に自主休業届を提出している。
昨年8月にO157が相次ぎ発生した某ステーキ店、業績悪化で29店を閉店
平成22年1月7日の朝日新聞の記事によると、ステーキレストランなどを展開する某企業は7日、業績悪化のため、グループの196店のうち29店を6月をメドに閉店すると発表した。
閉店するのは、昨年8月にO(オー)157による食中毒が相次ぎ発生した主力の某ステーキ店がほとんど。
埼玉県や群馬県などの13店が営業停止処分を受け、売り上げが大きく落ち込んでいた。
同社が同日発表した09年3~11月期決算は、店舗閉鎖費用として11億円の特別損失を計上し、純損失は前年同期の1億円から25億円に拡大。
14億円の債務超過の解消に向け、増資を検討する。
熱海の旅館でノロウイルスによる食中毒、男女12人が発症
平成22年1月7日の毎日新聞の記事によると、静岡県食品衛生室は6日、熱海市旅館に12月31日~1月3日に宿泊した男女12人(24~70歳)が下痢などの食中毒症状を発症したと発表した。
このうち3人からノロウイルスが検出された。
入院患者はなく、全員が快方に向かっているという。
熱海保健所は同旅館の調理部門に6日から当分の間、営業禁止を命じた。
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