食中毒ニュース&トピックス
神戸市の小学校で231人がノロウイルス感染
2014年5月11日の神戸新聞の記事によると、神戸市内の小学校の児童が、9日から嘔吐や下痢の症状を訴えていた問題で、神戸市保健所などは11日、児童2人からノロウイルスを検出したと発表した。同じ遺伝子型のウイルスだったことから、集団感染の疑いがあるとみて原因を調べている。
同保健所によると、同日までの発症者は児童224人、教員7人に上った。重症者はおらず、症状もピークを過ぎているという。
保健所は「発症時期にばらつきがあることなどから、給食による集団食中毒の可能性は低い」とし、同校では10、11日に校内の消毒を実施し、体調の悪い児童には登校自粛を呼び掛け、校内では手洗いやうがいを徹底させるという。